登録販売者の求人を探している方向けに、おすすめな求人・転職情報サイトをランキングで紹介しています。

登録販売者の試験は難しい?合格率と合格基準

一般用医薬品の販売ができる登録販売者として働くには、各都道府県が実施している登録販売者試験に合格する必要があります。医薬品を扱う資格なので、何となく難しそうというイメージを持っている方が多いかと思いますが、実際の難易度はどの程度なのでしょうか。ここでは、登録販売者試験の合格率や合格基準などについて確認していきましょう。

登録販売者試験の合格率について

登録販売者試験の合格率は、全国平均で約40~50%ほどとなっています。登録販売者試験は、2015年度から受験資格が撤廃され、誰でも受験可能となったため、2015年以降は受験者数が増加しています。

2014年の受験者数は全国で約3.1万人でしたが、2015年には5万人弱まで増加し、その後も2016年は約5.3万人、2017年には約6.1万人、そして2018年と2019年においては約6.5万人まで受験者が増え続けました。しかし、その合格率はほぼ変わっていません。2014年の合格率は43.5%でしたが、2015年は45.9%で2016年は43.7%、2017年は43.5%、2018年は43.3%、2019年は43.4%でした。

ただし、全体の合格率に変化はなくても、都道府県によって合格率にはかなりのバラつきが見られます。2019年度に合格率が最も高かったのは64.3%の北海道ですが、青森県や宮城県、山形県も合格率が60%を超えています。一方で、最も合格率が低かったのは埼玉県で23.3%でした。さらに、千葉県や東京都、神奈川県、高知県においても合格率が20%台と低い水準となっています。

このように合格率に差が出るのには理由があります。登録販売者試験は、各都道府県によって実施日が異なるため、当然ながら問題も異なる可能性が高いです。厚生労働省では「試験問題の作成に関する手引き」を作成して、都道府県ごとに問題の難易度に差が生じないように配慮していますが、都道府県別の合格率を見ると、受験エリアによって問題の難易度が異なる可能性があることがわかります。

登録販売者試験の合格基準とは?

厚生労働省が作成している「試験問題の作成に関する手引き」によると、登録販売者資格の出題範囲は「医薬品に共通する特性と基本的な知識」「人体の働きと医薬品」「おもな医薬品とその作用」「薬事に関する法規と制度」「医薬品の適正使用・安全対策」の5項目です。そして、「医薬品に共通する特性と基本的な知識」「人体の働きと医薬品」「薬事に関する法規と制度」「医薬品の適正使用・安全対策」の4項目から各20問、「おもな医薬品とその作用」から40問が出題されます。

試験は午前・午後の2部構成となっており、午前・午後ともに60問が出題され120分の制限時間内にマークシート形式で回答します。また、合格基準は原則として「総出題数に対する正答率が70%以上」となっています。総出題数は120問なので、84問以上の正答が必要です。

ただし、総出題数に対する正答率が70%以上であったとしても、「項目ごとの正答率が35%以上」、都道府県によっては「項目ごとの正答率が40%以上」でなければ合格できません。そのため、苦手な項目を作らないように勉強することが合格のポイントとなります。

なお、正答率が35%以上のエリアでは、問題数が20問の項目では7問、40問の項目では14問の正答が必要で、正答率が40%以上のエリアでは、問題数が20問の項目では8問、40問の項目では16問の正答が求められます。

登録販売者は他の資格と比べて難しい資格なの?

登録販売者は、他の資格と比べて難易度が低い部類の資格です。その取得難易度は日商簿記検定3級や介護福祉士、福祉住環境コーディネーター2級などと同程度とされています。

また、医薬品に関する資格の中で最も有名なのは国家資格である薬剤師だと思いますが、薬剤師の国家試験の合格率は、およそ60~80%と高めとなっています。しかし、そもそも薬剤師国家試験を受験するには6年制の薬学部を卒業する必要があるため、受験自体のハードルが非常に高い資格でしょう。

一方で、登録販売者試験は誰でも受験することが可能です。2014年までは、学歴や実務経験などの条件を満たさなければ受験できませんでした。現在は、一人前の登録販売者として働くには直近の5年間で2年以上の実務経験を積む必要がありますが、受験するだけであれば誰でも可能です。

また、登録販売者が扱う一般用医薬品は比較的リスクの低いものなので、試験の難易度も低めに設定されています。もちろん、合格率の全国平均が約40~50%であることを考えれば、勉強を怠ることはできませんが、薬剤師と比べてはるかに取得しやすい資格といえるでしょう。

加えて、現在はテキストや通信講座なども充実しているため、充分な準備期間を設けて無理のない勉強スケジュールを組めば、働きながらでも取得することが可能です。また、勉強方法さえ間違えなければ独学でも充分に取得できるでしょう。

 

登録販売者試験は、決して難しいものではなく、その合格率は全国平均で約40~50%ほどとなっています。働きながらでも独学でも取得を目指せる資格ですが、合格基準が「総出題数に対する正答率が70%以上」かつ「項目ごとの正答率が35%以上もしくは40%以上」となっているため、苦手な項目を作らないように勉強することが合格のポイントとなるでしょう。

おすすめ関連記事

サイト内検索
記事一覧